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「イノベーターズ・ピッチ」及び1期生修了式を開催しました。

篠山イノベーターズスクール「イノベーターズ・ピッチ」及び修了式の開催

【 趣旨 】
「篠山イノベーターズスクール」スクール生で、既に地域での開業を果たした者、着実に開業準備を進めている者など、スクール生の模範となる動きをしている者については、スクール事務局として表彰し、さらなる発展につながり、また他スクール生の刺激となる機会を提供したい。そこで、1期生の修了式と合わせて、スクール生有志による「イノベーターズ・ピッチ」(地域資源を活かしたビジネスについて、新しいアイデアを提案する、プレゼンテーションの場)を開催した。既に地域での開業を果たした方、これから開業予定の方など、新進気鋭の5名のプレゼンターがプランを発表し、市内の金融機関様、専門家、大学教授、篠山市長などに講評をいただいた。修了式では、一人一人が、ここでの学びを振り返り、今後の抱負とスクールへの期待の言葉を残した。
【 日時 】2017年9月23日(土)10:00~12:30
【 場所 】神戸大学・篠山市農村イノベーションラボ
【 プレゼンの概要及びコメント 】

① 高橋 俊(1期生)
「農業から篠山を変えるーfarm nishikiの挑戦」
【 概要 】大学院を休学し、友人と出身地篠山市西紀南地区で新規就農した。スクールでの繋がりを活かして、飲食店等での販路を開拓している。就業後間もない僕たちの野菜は大変評価されている。農業は担い手が心配されているが、逆に農地や機械など活用するチャンスである。今後、西紀全域で栽培されたものを販売していき、集落の活性化につなげたい。
【 会場からのコメント例 】
• 彼らに期待している。これからも後輩たちの手本として、地域を盛り上げていってほしい。(地域ラボ関係者)
夢や目標を達成する過程で、地域の課題を解決するという言葉が、心に響きました。(2期生)
• 一期生の発表の時より、更に中身が練られてワクワクしました。仮説を立てて、その打ち手を実行に移される行動力がすばらしいです。私も一度遊びに行ってみたいです。(匿名)
• 強い志を感じる事ができた。地域の支援もあり、今後の活躍が楽しみであるが、ビジネスとして拡大させて行くために、農業部門以外の専門的な知識が必要になるのだろう。頑張って欲しいビジネスと感じた。(金融機関)


② 吉良 佳晃(2期生)
「クリエイティブ農環境創造を篠山から」
【 概要 】Uターンで父の農業を継ぎ、有機無農薬の野菜に、海外含め一流の料理人から高く評価をいただいている。農業は「作業すること」ではない。大変クリエイティブ(創造的)な仕事である。今後の展開として、農業をめぐる環境・里山を生かした、都市部の人向け休日「里山保育」の事業を提案したい。
【 会場からのコメント例 】
• 農業と教育を結びつける視点はクリエイティブで、将来に対しても、非常に価値のあることだと思った。(1期生)
• 一事業というよりは、篠山市全体、農環境全体の大きなビジョンを見せていただいたような気がしました。(1期生)
• 里山保育は都市部の人間には大変興味深いものです。上手に情報発信すればきっと成功できると思います。(匿名)
• 地元に保育園を作ることにより篠山とゆかりのある人を増やしていくことは地域を発展させる種まきになると思いますので、ぜひ実現していただきたい。(金融機関)
• 地域密着型であるので、地域に受け入れてくれている。地方創生の成功モデルとなるよう頑張って下さい。(金融機関)


③渋谷 啓子(2期生)
「篠山タータン」のある暮らしの提案—空き店舗を活用して」
【 概要 】タータンとは格子柄の織物のこと。これまで市民が参加しやすく篠山の統一したPRない事に気付き、自身が中心となり仲間とともに篠山らしい色や形を作り出し、ステッカー、シャツ、スカート、袋など、さまざまな商品を事業者等と連携して生み出していきたい。将来的には篠山城下町の入り口にある自身の空き店舗を活用し、ショップ兼タータン事務局をオープンしたい。
【 会場からのコメント例 】
• 単に篠山ブランド創出に留ることのない可能性を感じます。どうやって地域全体を巻き込むかがポイントでしょう。(匿名)
• 他のタータンとの差別化を図り、それをPR、発信して行く事が難しいのではないかと感じた。ただ、その差別化がきちんと図れれば非常に楽しみである。
• 地域資源を活用した商材なので、PR戦略としてはパブリシティを活用したPRが効果的ですね。(金融機関)

④ 西川 勢二郎(2期生)
「ジビエに関わる全てのことを。篠山ジビエ活用計画!」
【 概要 】鹿の肉、革など、捨てられる資源を活用したい。自身で獲ってきたもの(狩猟免許を取得済み)や猟師から買い取ったものを活用して、鹿革製品でのブランドを作り、EC等で販売したい。並行して、解体・食肉製造販売が行える解体処理場を拠点として整備したい。
【 会場からのコメント例 】
• 一つの事業にしぼって開業してみては?皮製品の分野からスタートとしてみてはどうですか。(金融機関)
• 長期的かつ安定的に鹿の仕入れを維持できるのかを検討する事も必要かと思う。既存事業者との差別化を図って、事業化に向けて頑張って欲しい。(金融機関)
• 課題解決型ビジネス、自分も同じようなことを思ってこのスクールに参加させていただいていますので、とても参考になりました。(2期生)

⑤ 橋本 豊彦(1期生)
「丹波篠山コシヒカリ宣言 スピンオフ企画」
【 概要 】丹波篠山コシヒカリ宣言の上をめざす。Uターンして農業と映像製作業に取り組んでおり、遠方地域の農地の多くを受託している。父の生き甲斐であった米作り。丹波篠山のお米は美味しい。もっとどうしたら高く売れるのか、「源流米」とか「上流米」等、地域の集落営農での米のブランドづくりを考えている。
【 会場からのコメント例 】
• 地域ブランドと、品質を兼ね備えた農作物が更に発展する様、リーダーシップを発揮して欲しい。(金融機関)
• 面白い考えだと思います。小ロットなのでふる里納税のお礼品になんかいいと思います。(金融機関)

【 アドバイザリーボード 】
兵庫県よろず支援拠点 コーディネーター 田中秀和/三井住友銀行篠山支店 支店長 武藤義輝/但馬銀行 神戸法人営業部 部長 後藤宏徳/みなと銀行 篠山支店/支店長 厨淳一朗/兵庫県信用組合 篠山支店支店長 谷掛和則、業務役 北尾功夫/日本政策金融公庫 尼崎支店 支店長 谷口大、融資第二課長 山内満

【 参加者 】44名
スクール1,2,3期生、西紀南地区まちづくり協議会/日置地区まちづくり協議会/大芋地区まちづくり協議会/篠山市商工会/篠山市 農都創造部職員など