レポート

第3回 デザイン思考の模擬ワークショップ①

神戸大学学術・産業イノベーション本部 鶴田宏樹准教授による「システム・デザイン思考」の第3回。

前回の講義で学んだ、デザイン思考のフレームワークより、3つのツールを使って、模擬のお題でのワークショップに取り組んでみます。

デザイン思考を”mindset”すると、解空間が拡が
まずは”ブレインストーミング”。
会議に取り入れられている場面も少なくないかと思いますが、これには4つのルールがあるのです。
「はっきりくっきり大きな声」、「質より量」、「ポジティブに反応(判断遅延)」、「他の人のアイデアに乗っかる」。これらを守らない”ブレスト”では、解空間は拡がりにくい、と鶴田先生。
ルールに留意しながら、アイデアを出していきます。

お題:思わず「コイツ賢いなぁ!」とつぶやいてしまう瞬間
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次に、活用するのが”親和図法”。
出てきたアイデアを、共通点を見つけながら、グループに分けていきます。
「~系」というまとめ方をしないことがルールです。そうすると意外と難しいのですが、メンバー間の共通認識を探ることで、”インサイト”を見出すことにつながります。

最後に活用するのが”強制連想法”。
”親和図法”で見出したまとまり(お題:思わず「コイツ賢いなぁ!」とつぶやいてしまうもの・とき)が、南極だったら、砂漠だったら、怒り心頭の上司の前だったら、好きな異性の前だったら…
と、状況設定することで、強制的にアイデアを創出します。

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こうして、解空間を拡げることで、最初には想定しえなかったアイデアや価値に気づきます。
2つのグループ、全く違う解の空間。面白い体験ができました。

第4回も、模擬ワークショップに取り組みます。

ファシリテーター:はしだ