レポート

第2回 野草の採集と加工(1)-保存食を作る-

4月のキックオフガイダンスに引き続き、この日は第2、3回目CBL同日開催。
今回のテーマは、野草の採集と加工(1) ―保存食を作るーです。

美山はとても美しい山々に囲まれた所で、道すがら茅葺の家屋がちらほらと見えました。

集合場所の道の駅のお土産コーナーで、草木舎さんの商品を見つけました!パッケージが可愛くて、ラインナップも多く目移りします。デザインの統一感が素敵です。

18471911_746032718891285_1993245982_o
受講生が揃ったところで、草木舎さんに移動です。

18426805_745720532255837_554142150_o

まずは野草の採集を始めるにあたって、留意点を教わることから始めていきます。

◆山菜採集で気を付けるべきこと◆

①服装

草むらやぬかるみにどんどん入れるよう、長袖・長ズボン着用。長靴・手袋を推奨。(マムシは足首を噛む習性があるので身を守るために)帽子や雨具も持っておくこと。

②採集場所

河川敷(国有地)の山菜は誰でも採取OK。私有地に生息している場合は土地の所有者に許可を頂くこと。

③持ち物

レジ袋4~5枚ほど(様々な山菜が取れるので種類ごとに分けると後の処理がしやすい)、テゴ等、飲み物

渡部さんより、山菜の摘み方のレクチャーを受けいざ出発です。その辺の草を指しては「これは腹イタに効きますよ」「この花はお茶にして飲めますよ」と。私たちに丁寧に教えてくださいます。
「みんな、草刈りで薬草も何もお構いなしに刈ってしまうけど…。」と指さされる先には希少で市場には出回らない幻と呼ばれる植物、日本茜が自生していました。最初は全部がただの雑草にみえていたのに皆さん見つけるのがだんだんうまくなり、「探していると野草と目が合うようになる」とおっしゃる方も。
皆さん真剣にもくもくと探されていました。
要所で、渡部さんがすれ違った美山の方々にご挨拶をされたり声掛けをされたりしている様子を拝見し、地域で活動する上での関係性作りの大切さを垣間見た気がしました。

18472404_745720525589171_1827404241_o

小雨の中の山菜採集を切り上げ草木舎に戻り、野蒜(のびる)とイタドリの加工に移ります。

18452400_745720468922510_923064239_o

↑イタドリの皮むきの様子(90度くらいのお湯にくぐらせると剥きやすい)

18452044_745720415589182_2077523842_o

↑イタドリを煮詰めてジャムにしていく(焦がさないようにとろ火で。目が離せません。)

18426824_745720528922504_1602383776_o

↑カットした野蒜を、醤油とゴマ油とブレンドし煮沸消毒した瓶に詰める。

18426348_745720478922509_1912420150_o

↑完成の見本

大人数でワイワイ作業をするのは楽しかったのですが、一つ一つ手作業で丁寧に洗い、皮をむき、切るという作業がこんなにも大変なことか。ということを実感された方が多かったようです。

さて前半(第2回目)はここまで。後半(第3回目)は農産加工組合とイノベーター達というテーマで草木舎さんの歩みをお伺いさせて頂きます。

記事:石塚冨貴(プロジェクトサポーター:スクール1期生)